聖書には「互いに愛し合いなさい」「赦しなさい」と書かれている。「さばいてはいけません」とも。
しかし、人は無条件の愛も、100%の正しさももっておらず、自分の「正しさ」で人を裁き、愛し合えず、赦し合えない。私たちは本当に、何もかも赦さなくてはいけないのだろうか。
このような書き出しではじまる百万人の福音9月号(いのちのことば社)の特集に、「赦しはいったい誰のため?(修復的司法の視点から)」という私の論考が掲載されました。
私の法律家としての原点は「さばいてはならない」という聖書の一節でしたので、ある意味生涯かけて取り組んでいるテーマです。
ほかにも4名の方々がそれぞれの立場で赦しについて語っており、いろいろ考えさせられる特集内容になっていると思いました。
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